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建築用語集

建築の専門用語は、一般的によく耳にするものから大工さんの間でしか
使われないものまで様々で、一般消費者にはわかりにくいのが実情です。
そこで、住宅の建築においてよく使われる言葉をまとめてみました。

住宅建築用語集
用語説明のあとに camera マークのある用語には画像があります。アイコンの上にカーソルを重ねると、画像がご覧いただけます。
五十音別に並べていますので、下記よりお探しの言葉の行をお選び下さい。
五十音別に並べていますので、下記よりお探しの言葉の行をお選び下さい。

Iot住宅(アイオーティーじゅうたく)
IoT(Internet of Things‟モノのインターネット”)を活用して、居住者の生活上の利便性を向上させた住宅。
アイランドキッチン
調理スペースやシンクなどを壁面から離れた場所に島のように設置したキッチンのこと。キッチン周囲の移動がしやすく、複数人でも快適に調理ができます。また、開放感がありリビングやダイニングにいる家族や来客とのコミュニケーションが取りやすいキッチンです。
アウトドアリビング
アウトドアリビングとは、テラスや中庭、バルコニーなどを生活の場として使えるようにしたもの。屋内のリビングとつなげるように設けることで、広い空間を演出します。第二のリビングとして、ガーデニングやバーベキュー、子供の遊び場などに使用でき、おうち時間を楽しむことができます。
赤身(あかみ)
木の心材部分のこと。
揚げ前(あげまえ)
柱の根継や不同沈下のために、てこやジャッキを使って建物の一部あるいは全体を持ち上げること。
足固め(あしがため)
敷居の受け材のこと。
網代(あじろ)
薄い板や竹を交互に編んだもの。
(あぜ)
画像住宅建築用語|畦(あぜ)
敷居の真中に通る仕切りのこと。
遊び(あそび)
工事後の木材の狂いなど力の逃げを考慮してする細工のこと。ボルト穴を少し大きめに開ける等の工夫を施すのも「遊びを(余裕)設けておく」と言う。
陽疾(あて)
針葉樹が立木のうちに肥大成長したために起こる製材の欠点部分をいう。
あばれる
材料が乾燥して大きく反ったり、曲がったり、ねじったり狂ったりする状態のことをいう。
アプローチ
敷地の入口から、建物の玄関までの通路およびその周辺のことをアプローチと言います。住まいの顔としての役割を持ち、建物の印象を左右する部分でもあります。
洗う
住宅建築の際に、工事が一通り終わった後に建具・フローリングなど全ての掃除をすること。工事が終わることを指す場合もある。
荒らす(あらす)
材料の表面をザラザラにすること。
荒床(あらゆか)
畳の下に敷いてある板のこと。
RC造(アールシーぞう)
RC造とは、鉄筋コンクリート造のこと。柱や梁、床・壁などに鉄筋とコンクリートを組み合わせて強度を高めた建築構造。

イガミ突き(いがみつき)
歪んだ建物をケンドで突いたりロープで引っ張り、元の状態に戻すこと。
生節(いきぶし)
木材の節のうち,枯れないで周囲の繊維と連なっているもの。反対語は死節。死節は中央を叩くと抜けることがある。抜けたものを抜け節、ふし穴という。
板図(いたず)
大工棟梁が板に描く設計図、間取りと屋根の形状及び床やオダレなどの有無。建具などの設計上のすべての情報が盛り込まれる。
EW(イーダブリュー)
画像住宅建築用語|EW<(エンジニアリングウッド)、集成材
エンジニアリングウッドの略。集成材のこと。
一文字瓦葺き(いちもんじかわらぶき)
瓦や金属屋根の葺き方の一種。軒先瓦のタレの下端が一直線に揃う瓦を使った葺き方。
糸面(いとめん)
角材を仕上げた後に角を細く削り取り面を付けること。
犬走り(いぬばしり)
画像住宅建築用語|犬走り(いぬばしり)
建物の周囲に砂利を敷き詰めたり、コンクリートを打った部分のこと。雨水の跳ね返りなどによって、基礎や建物が汚れるのを防ぐ目的がある。
いも
ホゾ等を使わず簡単に切った材をそのまま取付すること。

ウォークインクローゼット(ウォークスルークローゼット)
ウォークインクローゼットとは、人が中に入って歩くスペースの有る収納のこと。ハンガーパイプや棚が備え付けてあり、衣類やかばん類はもちろんスーツケースや季節の家電なども収納できます。また、通り抜けられるタイプのものをウォークスルークローゼットと呼びます。
内法(うちのり)
上下の間のこと。柱間、窓、出入り口などの内側の距離のこと。
内貼り(うちばり)
画像住宅建築用語|内貼り工法での施工の様子
建物の内部から外壁材を貼る工法。
腕木(うでぎ)
柱から横に差し出した水平部材のこと。

エコキュート(エコキュート)
自然冷媒ヒートポンプ給湯機のことで、ヒートポンプ技術によって空気の熱を利用し、お湯を沸かす家庭用給湯システム。
SI住宅(エスアイじゅうたく)
スケルトン・インフィル住宅のこと。100年以上の耐久性を持つ建物の骨格(スケルトン)部分と、10年~30年程度で変更する間取りや内装(インフィル)部分とを分離した住宅を、SI住宅と呼ぶ。
エネファーム(エネファーム)
家庭用燃料電池コジェネレーションシステムの愛称。都市ガスやプロパンガス(LPガス)から、自宅で発電できるシステム。
FRP(エフアールピー)
Fiberglass Reinforced Plasticsの略で、ガラス繊維で強化したプラスチックのこと。
LCCM住宅(エルシーシーエムじゅうたく)
LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設時、運用時、廃棄時のCO2排出量をできるだけ抑え、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクル全体でのCO2収支をマイナスにする住宅のこと。
※「LCCM」は、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センターの登録商標です。当社は、使用許諾に基づき使用しています。

大入(おおいれ)
木の端を他の木に全部差し入れること。
   
大矩(おおがね)
地盤面などに、直角を出す時に使う定木のこと。現場で簡単にできるため、昔から基本的に使われて来た直角定木。
大壁(おおかべ)
仕上げ材で柱を隠して表から見えないようにした工法。反対語は真壁。
大引(おおびき)
画像住宅建築用語|大引と根太
根太を支えるための床組みの部材。
オーバーハング(キャンティ)工法
オーバーハングとは下階よりも上階が張り出している設計デザインを言います。張り出した部分を「キャンティ」とよび、その下の部分を駐車場や庭に、上の部分をリビングやバルコニー、居住スペースに利用することができるので、狭小地などに最適です。
オープン階段
蹴込板がなくオープンになっている階段をオープン階段といいます。ストリップ階段やスケルトン階段、シースルー階段と呼ばれることもあります。視線が奥に抜けるため圧迫感がなく、開放感があります。また光や風をさぎることもありません。見た目もおしゃれであることから、デザインを重視したい方には人気の階段です。
納まり(おさまり)
部材と部材の取り合わせのことを言う。
オダレ
下屋の出桁の下に掛け渡される幕を掛ける為の材。幕掛け、水引框とも呼ばれる。