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使いやすい玄関ポーチの作り方|機能性と見た目を両立させるポイント

  • カテゴリ注文住宅 |

  • 公開日:2020/12/28 | 最終更新日:2021/02/05

新築を建てる際、玄関周りでもっとも重視するならどの部分ですか?
玄関全体の雰囲気を重視したいという方がいらっしゃるなか、玄関ポーチの広さや使い勝手の良さは妥協したくないという方も多いようです。
玄関ポーチは毎日使うものなので、誰もが使いやすいように設計したいですよね。
そこで見た目と機能性が両立した玄関ポーチをつくるヒントをご紹介いたします!

■玄関ポーチとアプローチの違いを解説

まずは玄関ポーチとアプローチの違いをご説明します。

・玄関ポーチとアプローチの違い

玄関ポーチは玄関の扉を開けた目の前の場所で、多くの場合は屋根があります。
一方、アプローチは敷地の入り口から玄関先まで続いている部分を指します。
 
玄関ポーチとアプローチの大きな違いは「建築面積に含まれているか」という点です。
玄関ポーチは建設面積に含まれるため建築費の範囲内になりますが、アプローチは含まれていないため外構工事として設置費用が別途かかります。

■玄関ポーチがあるメリット

玄関ポーチがあることで得られるメリットがあります。

・玄関ポーチの特徴

<快適に出入りするための空間>
玄関ポーチがある大きなメリットとして、一時的に荷物やベビーカーを置く場所として利用できるということが挙げられます。また、来客があった際に対応できることもメリットです。屋根がついていれば、傘をさす場所や傘についた雨水を落とす場所として活用できます。
 
<雨や雪の侵入を防ぐ>
屋根つきの玄関ポーチは玄関の扉を開けても雪や雨、湿気を含んだ空気が住居内に入り込みにくくなるというメリットがあります。屋根が広い場合は、台風時に植木鉢や自転車を非難させる場所として活用できます。
 
<日光による日焼けを防ぐ>
屋根つきの玄関ポーチがあることで直射日光による建具の変色や劣化を防ぐことができます。また、屋根の影ができるため、玄関内の温度が上昇することを防ぎます。

■玄関ポーチを作る際のポイント6つ

玄関ポーチを上手く作るためにはポイントが6つあります。

・広さ

1人分のスペースだと狭く感じてしまい複数人が利用するには不向きです。玄関ポーチは2~3人が同時に利用できるくらいの広さがおすすめです。適度なスペースがあれば、宅配の対応も行いやすくなります。

・屋根 / 庇(ひさし)

玄関ポーチを作る際に屋根や庇をつけないという方もいらっしゃいますが、せっかく玄関ポーチを作るのであればメリットを最大限に得るためにも屋根や庇をつける方がおすすめです。屋根には傾斜のついたタイプとフラットタイプがありますが、掃除のしやすさで選ぶなら傾斜のついたタイプがおすすめです。フラットタイプは葉っぱやゴミがあちこちに残る一方、傾斜がついているタイプはゴミが一ヵ所に溜まって手が届きやすくなるからです。

・床材

床材の見た目や耐久性に加えて使いやすさを考慮するのであれば、「濡れても滑りにくい素材」「汚れに強い素材」に注目してみましょう。
滑り止めグリップ加工が施された素材なら、雨や雪のときに濡れた靴で歩いても滑りにくくなります。また、防汚コーティング加工が施された素材は掃除する時間や回数、手間が減らせます。

・照明

玄関ポーチに設置する照明は、防犯性と省エネ性のあるものを選ぶのがポイントです。
人感センサー付きであれば夜間の防犯対策になりますし、必要なとき以外は点灯しません。また、LED電球を使用すれば電球の交換頻度を抑えることができます。

・その他

ほかにも玄関ポーチに設置しておくと、いざというときに便利なアイテムがあります。
例えば、宅配ボックスがあると留守の間に宅配業者が来ても受け取りができて大変便利です。また、水道の蛇口を設置すると植物の水やりや玄関ポーチの掃除がしやすくなります。長期的な使い勝手を考え、自分の理想に合わせて必要なアイテムを揃えましょう。

 
玄関ポーチの広さ、屋根、床材、設備なども、住み心地を良くするための重要なポイントです。家族とよく話し合い、誰もが使いやすい理想の玄関ポーチを実現してくださいね。