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知っていますか? 空き家を持つリスク

  • カテゴリ住宅総合 |

  • 公開日:2022/01/18 | 最終更新日:2022/02/04

知っていますか? 空き家を持つリスク

あなたのまわりに手つかずになっている空き家はありませんか? 使われなくなった空き家は、人が住んでいる家に比べて老朽化が早まります。また、しっかりと管理されていても、空き家が増えると地域のコミュニティやまちの活力の低下につながります。
「空き家問題なんて自分には関係ない」と思っていらっしゃる方も、実家のご両親が老人ホーム等へ入られたり、他界された場合など、ある日突然、実家が空き家となってしまうケースは案外身近な問題です。そのため、空き家についてこの機会に考えてみましょう。

■ 空き家の適正な管理は、所有者や管理者の責任です

空き家の適正な管理は、所有者や管理者の責任です

空き地も含む建築物は、所有者や管理者が自らの責任において管理すべきものです。
管理が行き届かないまま放置された空き地は、防災、防犯、衛生、景観などの様々な面において周辺環境に悪影響を生じさせます。
このため、条例では空き家の所有者・管理者に対し、適正管理義務を課すとともに、その義務を怠り空き家が「管理不全状態」となった場合は、段階に応じて市長が改善の指導、勧告、命令等を行うことができる規定を定めています。

■ 「管理不全状態」とはどんな状態?

「管理不全状態」とはどんな状態?

「管理不全状態」とは、下記のような状態のことを指します。
 
① 空き家の倒壊や崩壊等により、人の生命、身体または財産に危害を及ぼし、または及ぼすおそれがある状態
② 空き家に簡単に侵入できるなど、地域の防犯上支障が生じる状態
③ 樹木や雑草の繁茂等により、地域の生活環境の保全上支障が生じ、または生じるおそれがある状態
④ 外観等の汚損等により地域の良好な景観に悪影響を及ぼしている状態
 
みなさんのお住いの地域に上記のような「管理不全状態」の空き家はありませんか? もし近所にある空き家でお困りの場合などは、空き家が建っている地域の役所へ相談してみましょう。

■ 「管理不全状態」になると指導等の対象に!

「管理不全状態」になると様々な危険を誘発する恐れがありますので、下記のような流れで指導等の対象となります。そのため、空き家をお持ちの方は、「管理不全状態」に陥らないように日ごろから管理をするか、もしくは管理が難しい場合はお早めに次の活用方法を検討していきましょう。

 

空き家・所有者の調査

助言・指導
(管理不全状態の予防の必要がある、または管理不全状態にある場合)

勧告
(指導に従わず、かつ、管理不全状態にある場合)

命令・氏名等の公表
(勧告に従わない、または著しく管理不全状態にある場合)

過料の徴収
(命令に従わない場合)

行政代執行
(行政代執行法に基づき実施)

 

今回ご紹介した通り、空き家は所有者や管理者の方が責任を持って管理しなければなりません。
空き家を放置しておくと建物の劣化が進み、防災性や防犯性が低下し、生活環境の悪化が周囲にまで及んでしまいます。さらには空き家の増加を誘発したり、周辺地域の住民の方にも大きな迷惑が掛かってしまいますので、空き家をお持ちの方は、ご自身で空き家の活用をご検討されるか、賃貸に出したり、売却も視野に入れて空き家の活用をぜひご検討ください。
空き家は、住まいとしてはもとより、様々な形で活用できるまちづくりの資源です。自身のため、地域のため、まちのためにも空き家の活用に取り組みましょう。
また、空き家を除却した場合の跡地についても、同様の理由から、空き地のまま放置しないようにしましょう。

 

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