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どんな人に向いている?建売住宅購入の注意点と立地選びのポイント


「建売住宅」とは、文字通り“すでに出来上がっている物件”(間取りなどがすでに決まっている物件)のこと。自分で間取りやデザインを指定する注文住宅とはさまざまな違いがあります。そこで今回は、建売住宅の購入に向いている人の特徴や、購入時の注意点についてご紹介しましょう。

■建売住宅の購入に向いている人の特徴


建売住宅の購入がどのような人に向いているのかみていきましょう。注文住宅との違いも含めてご紹介します。


・予算を抑えて住宅を購入したい方
建売住宅は、「新しく住宅を購入したいが、予算はそれほど多く確保できない」という方におすすめです。というのも、注文住宅に比べて比較的割安で販売されていることが多く、新築ながら安く購入できるのが魅力といえます。例えば、大きな分譲地などは、土地を安く仕入れたり、複数件をまとめて建築することでコスト削減をしたりすることが可能となり、その分安く販売できる仕組みです。


・実際に物件をみてから購入したい人
すでに完成している建売住宅であれば、部屋の隅々まで確認してから購入できます。たとえば、注文住宅は自分でデザインや間取りを決めることになりますが、実際に住んでみると、使い勝手の悪さに気づくケースが少なくありません。「思っていた仕上がりと違う……」。そんなリスクを抑えられるのも建売住宅の魅力です。


・かかる時間や手間を省略したい方
注文住宅を購入する場合、「自分で土地を買う」・「家のデザインを設計事務所などと相談して決める」・「工事の完成までに時間がかかる」といった点から、入居までに平均6カ月~1年もの期間が必要です。一方の建売住宅では、不動産情報サイトや不動産仲介会社を使って気になる物件を探し、見学に行く手間だけで済みます。すでに完成している物件なら入居までは1カ月程度。できるだけ早く入居したい方や、デザインや土地選びにかかる手間を省きたいという方には建売住宅がおすすめです。

■建売住宅を購入する際の注意点

建売住宅の購入にはいくつかのメリットがある一方、気をつけたいデメリットもあります。一つひとつ確認しておきましょう。


・どのようなアフターサービスを受けられるか
よく確認して購入したとしても、実際に住んでみると、不具合などに気づくことがあります。万が一不具合が発生した際、アフターサービスのよくない契約だと苦労することに。物件購入前にサービス内容をしっかりと確認しましょう。


・周囲の環境
住宅に目が行きすぎると「交通アクセスの不便さ」や、「最寄り駅までの距離が遠い」といった問題に悩まされることがあります。また、昼間に見学して気に入った住宅でも、夜間は明かりが少なく、暗すぎるケースが少なくありません。周囲の環境が気になる方は、明るい時間と暗い時間に見学しましょう。

■建売住宅は子育て世代の夫婦におすすめ


集合住宅に比べて隣人との距離が取りやすいため、建売住宅は子育て世代の夫婦に最適です。子どもの泣き声や足音によるトラブルも心配なくなります。また、マンションなどの高層階に住むと、ベビーカーや日用品の荷物運びが面倒です。建売住宅なら駐車場から玄関までの距離が近いため、日常の苦労を軽くすることができるでしょう。


また、建売住宅を購入する上で、子育て世代の方が気をつけたいのが「立地」です。保育園・幼稚園・小学校が近くにあるかどうか、通学路は大通りに近い安全性が高い場所か、子どもが受診できる病院やクリニックが近くにあるか、といった点は必ず確認しておきましょう。


このほか、スーパーやコンビニなど、日用品の買い出しができる場所が近くにあると便利です。これらすべてを満たす場所は少ないかもしれませんが、優先すべき点を家族で話し合い、住み心地のよい住宅を探してみてください。

■「住宅省エネ2024キャンペーン」もご活用ください

近年、2050年カーボンニュートラルの実現へ向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する事業が実施されています。2024年度は「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ2024事業」「給湯省エネ2024事業」「賃貸集合給湯省エネ2024事業」の4種類の支援事業があり、いずれの事業も購入・建築する住宅や設備等の条件によって補助金が交付されます。住宅支援策を上手に活用して、お得に家づくり・住宅購入をしませんか?もちろんゼロホームでは住宅支援策の申請等もサポートいたします。お気軽にご相談ください。