ZERO COLUMN
ゼロホーム住宅お役立ち情報
楽しみがたくさん! 使い方自由自在の「屋上のある家」
学校や商業施設、企業のビルだけでなく、最近は屋上のある一般住宅も増えています。住宅密集地やまちなかだからと諦めかけていた様々なことも、屋上があれば実現できる可能性が広がります。一方で、屋上があることで気をつけなければならないこともあります。
そこで、「屋上のある家」を建てたい方に参考にしていただけるよう、あらかじめ知っておきたいメリット・デメリットなどを簡単にご紹介します。
■「屋上のある家」のメリットとデメリット
屋上のある家にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
・メリット
屋上があれば、様々な家族の憩いの場として活用することができます。
例えば、お子様がいらっしゃる場合、夏に簡易プールを出したり、テントを張って「おうちキャンプ」なども楽しめます。また、マナーを守ればBBQを楽しんだり、ドッグランを設置することも可能です。他にも、屋上でガーデニングや家庭菜園、天体観測などの趣味を楽しむこともできます。
さらに、晴れた日に大きな洗濯物や家族みんなの布団を一斉に干すことなども可能です。
・デメリット
屋上を設置するには、屋根を平らな形の「陸屋根(りくやね、ろくやね)」にしなければなりません。ただし、平らなため雨や雪が降ると屋上に水が溜まりやすくなります。
そのため、屋上を設置する場合は、あらかじめ防水対策をしっかりと行う必要があります。また、屋上の様子が丸見えにならないよう、プライバシー性の確保も必要です。
その他、太陽光発電システムをご検討の場合は、太陽光パネルの設置スペースを確保することが難しくなります。
■「屋上のある家」を建てる際の注意点
屋上のある家を建てたい場合は、次にあげる3つのポイントを押さえておきましょう。
①防水対策や定期的なメンテナンスが必要
木造住宅の場合、屋上に雨水などが溜まり続けると腐食が進む原因となります。雨漏りによる腐食を防ぐには、建築時に念入りな防水対策が必要となります。また、定期的にメンテナンスを行い、建物内部に水を浸入させないようにしましょう。
②住宅の周辺環境
近隣から土埃などが飛んでくる可能性も考えなくてはなりません。近隣に畑や森林があると、風にのって土や葉っぱなどが飛んでくることもあります。排水口が詰まらないよう、こまめに掃除をすることを忘れないようにしましょう。
また、周辺に高いビルなどがある場合は、屋上が丸見えになる可能性がありますので、あらかじめプライバシー性を高める方法を検討しましょう。
③太陽光パネル設置とは相性が悪い
屋上に太陽光発電用のパネルを設置することもできますが、活用できるスペースが減ってしまう可能性が高くなります。太陽光パネルを設置したい場合は、屋根の一部だけを屋上にできるかなど、施工会社にアドバイスをお願いしましょう。
■「屋上のある家」で長く快適に過ごす方法
屋上のある家で快適に暮らすには、下記4つのポイントを押さえておきましょう。
・安全面への配慮
落下事故は自分や家族だけでなく、近隣にも迷惑をかけてしまいます。手すりの設置や腰壁を設けるなどあらかじめ必要な対策をとりましょう。小さなお子さんやペットがいる場合は、安全面に配慮した適切な高さを選んでください。
・メンテナンス
建てたら終わりではなく、雨漏りを防ぐための防水工事や水捌けを良くする対策など、定期的なメンテナンスが必要になります。また、手すりや床などは天候の影響を受けて老朽化しやすいので、安全のためにきちんとメンテナンスを行いましょう。
・雨などの対策
屋上はもちろん、住宅には水に強い素材を使うことが必須です。一目見ただけではわからないくらいの小さな隙間や穴があるだけで雨水は建物内部へ浸入してしまいますので、細部に渡るまで防水性の高い金属素材などを使い、徹底した雨水対策を行いましょう。
・プライバシー
周辺に高いビルがある場合は、視線を遮るための壁や庇を設ける対策をしましょう。タープやオーニングは必要な時にだけ広げることができ、不要なときはたたんでおけるので便利です。
今回ご紹介した注意点やポイントを参考に、あなたも「屋上のある家」でおうち時間を充実させてみませんか? 自宅で家族揃って楽しい時間を過ごすためにも、「屋上のある家」はおすすめです。
ゼロホーム住宅展示場には、「屋上のある家」のモデルハウスがありますので、実際にどんな風な暮らしができるかぜひご体感ください。
◎ゼロホーム住宅展示場で「屋上のある家」を実際に体験してみよう!
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