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先輩たちから学ぶ 失敗しないための注文住宅参考書


注文住宅を建てた人たちはどんなところを重視して理想の家づくりをしたのか気になりませんか?快適な住まいづくりだから絶対に失敗したくない。たとえライフスタイルは違っても参考になるポイントは必ずあるはずです。今回は注文住宅を建てた人の話を参考に失敗しないためのポイントをピックアップしてみました。

1.注文住宅完成後によくある「しまった!」

注文住宅が完成した後によくある「しまった!」をご紹介します。これから注文住宅を建てる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

「しまった!その1【収納スペース】」
注文住宅で多い失敗の1位は「収納スペース」です。設計図で十分な収納スペースを確保しても実際にその収納スペースを使ってみると、思っていたほど物が入らないという事態も。扉の開閉の仕方や位置を付け間違えるとデッドスペースが増えて使いづらいということもありえます。

「失敗しない収納スペースづくり」
収納したい物は部屋ごとに異なります。収納スペースは建物に対する割合で見るのではなく、何を収納するかによって決めましょう。重たい物を収納するのであれば足元に作る、収納スペースの前に家具や家電を置くのであればスペースの奥行きや扉の開閉方向に工夫をするなど、動線を含めた現在の生活パターンと照らし合わせてシミュレーションすると失敗を減らすことができます。

「しまった!その2【部屋の大きさ】」
続いて2位は「部屋の大きさ」。部屋数を減らして広々とした空間を好む人もいれば、プライバシーを尊重して部屋数を増やしたい人もいます。広々としたリビングはゆったりできて良いですが光熱費が高くつき他の部屋が狭くなります。動線を意識した家づくりをすれば無駄な動きを減らせ、家事の負担も減らせます。

「失敗しないための部屋づくり」
一般的なリビングダイニングの大きさは15畳程度、キッチンは5畳程度が妥当だそうです。家具家電を買い増したりサイズが変わることも考慮し将来的な家族の人数に応じた間取りを考えましょう。

「しまった!その3【音】」
注文住宅の失敗ランキング3位は「音」です。最低限の生活音は仕方ありませんが、あまりにも大きな音が連続して聞こえてくると次第にストレスになりせっかくの理想の家が台無しになってしまいます。音は目に見えないのでどのように響くのかは実際に生活しないことには分かりません。家の中の音だけでなく、外から聞こえる音にも意識して間取りを考えましょう。

「失敗しないための空間づくり」
話声や足音、家電の音、排水音など音の出るものをどこに配置するのかで音の伝わり方は変わります。大きな音や聞かれたくない音が出るものは、寝室や客間から離れた位置に設置する、建材に遮音性の高いものを使用するなどの工夫もおすすめです。

「しまった!その他【配線の位置】【視線】【生活動線】」
「配線の位置」
普段当たり前に使っているコンセントですが、自分で配置すると意外に難しいことがわかります。一年中使用する家電のほかに季節家電用の配線も考慮に入れて配置しましょう。照明のスイッチは生活動線上に配置すると無駄な動きを省けます。

「視線」
注文住宅を建てるとき見落としがちなのが「視線」です。例えば「大きな窓を取り入れたい」と考えた時メリットに目が行きがちですが、大きな窓は夜になると家の中が丸見えに。また隣の家の窓の位置にも注意しましょう。そのほかにも玄関から部屋の中が丸見えにならないか、キッチンや浴室、ダイニングのプライバシーは守られているかといった点にも気を配りましょう。

「生活動線」
生活するうえで最も重要視すべきは「生活動線」です。おしゃれな家に住んでいても生活動線が悪ければストレスが溜まります。生活動線は家族のライフスタイルに合わせて考える必要があります。最も分かりやすいのが朝の忙しい時間帯。家族が増えると身支度を整える水回りスペースやリビングに多少の余裕が欲しくなります。キッチンに立つ際も家事動線を間違えるとスムーズに家事ができません。家族が生活する時間帯や平日、休日の過ごし方をあらかじめ書き出してお互いが快適に過ごせるよう工夫しましょう。

注文住宅の魅力は一から作り上げるところです。見た目だけにとらわれず、実際の生活をベースに考える必要があります。分からないところや疑問に思ったことは設計士や住宅工事関係者に随時相談して失敗しない家づくりをしましょう。

2.最も失敗したくないところⅠ

注文住宅で最も失敗したくないところは家族が集まるリビングではないでしょうか。失敗しないリビングづくりとして考えたいことは何かをお伝えします。


【リビング】
リビングは家族全員の共有スペースとして大切な空間です。皆が快適に暮らせるよう失敗しないようにしましょう。

リビングは大まかに分けると「リビングダイニング一体型」と「リビングダイニングが別」という2種類に分けることができます。一体型の場合、食事の後も同じ空間で過ごすため一体感を感じることができます。また部屋を移動する必要がないということもあり、たくさんの家庭で採用されています。リビングダイニングを別にした場合、部屋を移動する必要があるので多少の面倒を感じますが、食事に集中できるというメリットがあります。


先ほど「失敗しないための部屋づくり」で紹介したように、一般的なリビングダイニングの大きさは15畳程度、キッチンスペースも含めて考えると20畳程度が理想です。これは家族構成を4人と想定した場合の広さにあたりますので、人数の増減によって違いが出ます。家具や荷物を置いた時にリラックスして過ごすことができるかを意識しましょう。

3.最も失敗したくないところⅡ




【寝室】
「注文住宅を建てるにあたり寝室でこだわりたいところ」というアンケートで様々な回答があったのでご紹介いたします。各々「遮音性・防音性」「窓の位置・寝具の位置」「照明」「収納のしやすさ」「寝具の質」にこだわりを持って生活をしているとのことでした。これらの回答から「寝室は次の日の英気を養うために快適な空間にしたい」ということがわかります。失敗しない寝室とは一体どのようなものでしょうか?

注文住宅で寝室にこだわりたいのであれば「広さ」は大切です。人数分の寝具を十分に置くことができるのかということが最も重要になります。また寝室は寝具を置くことができればよいのではなく、寝具の周りにもある程度のスペースが必要になります。もし寝室にウォークインクローゼットを置くのであれば開閉方向なども考慮しなければなりません。

4.最後に

あれこれ考えすぎると何から手を付けて良いのか分からなくなります。頭の中が混乱した時は考えを書き出して整理しましょう。また設備や装飾などはメリットばかりに目をむけるのではなく、デメリットも知ったうえで専門家と相談しながら選びましょう。素敵な家づくりをしてくださいね。