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ちょうどいい広さの子供部屋とは? 広さ別レイアウトと部屋作りのポイント3つ
日本は土地が狭く、海外のような大きな子供部屋を一人ひとりに与えられるほど広い家を作ることは誰もができることではありません。だからこそ「子供部屋の広さはどれくらいが良いのか?」という問題が出てきます。今回は子供部屋の広さに関するメリットやデメリット、広さ別のレイアウトなどをご紹介いたします。
■子ども部屋は広い方が良い?狭い方が良い?
・広い子供部屋のメリットとデメリット
広い子供部屋はスペースがある分、ものを置く場所が確保できます。また、友達を招いて遊んでも狭く感じにくいというメリットがあります。お子さんが大きくなるにつれ、おもちゃだけでなく習い事の道具、学用品など、持ち物がどんどん増えていきますので、広めの子供部屋は使いやすいかもしれませんね。
ただしスペースが広い分、散らかしやすいというデメリットもありますし、孤独感や寂しさを感じてしまうお子さんもいらっしゃるようです。
・狭い子供部屋のメリットとデメリット
狭い部屋でも、ベッドや机など家具が入り、クローゼットがあれば、着替え、勉強、就寝など最低限のことをするプライベートな空間として十分だと言えます。それ以外の時間は自然とリビングで過ごす時間が増え、家族と交流する時間が多くなります。部屋が狭い分、置くモノや場所を考える必要がありますので、工夫次第でお片付けが上手になるかもしれません。
狭い子供部屋のデメリットは、圧迫感を感じやすい点です。また、本棚やテーブルなどの家具を置くとさらにスペースがなくなってしまいます。さらに、座ったり遊んだりするスペースがあまりないため、お友達を家に招きづらく感じるかもしれません。
■子供部屋の広さ別レイアウト例
ここでは最低限必要なシングルサイズのベッド、学習机、収納家具の設置をポイントに紹介します。
・4.5帖の子供部屋
ベッド、机、収納家具といった必要最低限の家具を置くことができるので、4.5帖くらいでも子供部屋としては問題なく使える広さです。狭く感じる場合は、家具などを置かないスペースを正方形にしたり、家具を背の低いものにしたり、入口からみて奥の壁を暗い色にしたりなどの工夫をすると比較的広く感じることができます。
・6帖の子供部屋
ベッド、机、収納家具の3つを置いてもかなり余裕があります。6帖テレビやハンガーポールなどを置いてもまだスペースが確保できます。友達を呼ぶなら6帖くらいの広さがあると良いでしょう。
・8帖以上の子供部屋
かなり広いので最低限必要な家具3つはもちろん、学習机とは別にテーブルなどを置くこともできます。兄弟姉妹で一緒に利用する子供部屋としても使えます。お子さんが高校生以上なら作業部屋として過ごしやすい部屋を作れるでしょう。
■子供部屋を作る時に考える3つのポイント
①家の大きさ
十分な土地の広さがない場合は広い家を作ることが難しいですよね。土地の費用が高く狭小住宅が多くなる都市部では机とベッドがあるだけの子供部屋や、兄弟姉妹用で共有する間仕切りなしの子供部屋なども珍しくありません。どんな子供部屋をつくるかは、家の大きさやお子さんの性格に合わせて考えましょう。
②性別と年齢
性別が一緒で、また年齢が比較的近い場合は、子供部屋を共有させる方法もあります。良いときも悪いときも一緒に過ごすことでお互いの成長に繋がるでしょう。その場合は、その部屋を使うお子さん達が使いやすいように工夫してあげましょう。一方、年が大きく離れている兄弟姉妹の場合は、上のお子さんと下のお子さんが同時期に子供部屋を必要としない場合もあります。その場合は、お子さんが2人でも子供部屋は1つという間取りでも問題ないでしょう。
③子供の人数
子供は1人でも、あらかじめ広めの部屋を子供部屋として用意しておき、将来子どもが増えたときに間仕切るといった方法もあります。広い部屋なら子供が小さい間は大きい遊具を置いて遊び場にする、家族みんなの寝室にするといったことも可能です。
「子供部屋はどれくらいの広さがよいのか」は各家庭によって異なりますので、家の大きさ、お子さんの性別や年齢、人数を踏まえて広さを考えることがポイントです。
これから家族が増えるご予定の方も、あらかじめ子供部屋の数や広さを考えておくことは非常に重要です。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
「何歳から子供部屋は必要? 年齢ごとに必要な理由は異なる!」
ゼロホームでは土地の形状にあわせ様々なプランを用意しております。子供部屋を想定したプランも数多くありますので、ぜひ参考にしてください。
また、これまでに建築した注文住宅の施工事例もご覧いただけます。
ゼロホームでは、お客様のご要望を伺いしお子様にピッタリの子供部屋をご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。