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ZERO COLUMN

ゼロホーム住宅お役立ち情報

生活を便利に!話題の IoT住宅について用語の解説からメリット、デメリットまでご紹介。

IoTはものとインターネットをつなげる仕組みのことを言います。

皆さんは「IoT住宅」という言葉を耳にしたことがありますか?
Iotとは”Internet of Things”の頭文字を省略したもので、直訳すると「モノのインターネット」になります。しかし、モノのインターネットといわれてピンとくる方はほとんどいないのではないでしょうか。
今回は最先端のIoTを取り入れた「IoT住宅」についてご紹介いたします。
次世代の暮らしに備えてぜひご一読ください!

■IoTってどんなもの?

まずはIoTがどのようなものなのかを簡単にご紹介いたします。
 

・IoT「モノのインターネット」とは

今まではインターネットと言えば、パソコン同士を接続したり、携帯電話やゲーム機などを接続するものでした。しかし、IoTを使えばテレビや冷蔵庫、ユニットバスといった、今まではインターネットと関係のなかったさまざまな家電や設備機器をインターネットを通してデータを共有・連携させることが可能になりました。つまり、今までインターネットと関わりがなかったモノをインターネットと繋げる仕組みのことをIoTと呼びます。
 

・IoTの仕組みについて

IoTではデータを取得・蓄積することで、集めたデータを解析し、共有することで新たなサービスを生み出します。
たとえばインターネットが繋がっていることで、外出していても自宅の家電類を操作できます。自宅の玄関がIoT対応の場合は、出掛けたときにカギを締め忘れてもスマートフォンの操作でカギをかけることが可能です。
 

・IoT住宅とスマートハウスの違い

IoT住宅はスマートハウスとよく混同されますが、IoT住宅は「インターネットでモノを操作することで生活をより快適にする住宅」、スマートハウスは「エネルギーをインターネットで可視化させることにより、省エネ対策に繋げる住宅」を指します。
しかし、最近ではIoT住宅とスマートハウス両方の特性をもつ住宅も増えてきており、次第にその区分が曖昧になってきています。

■IoT住宅とは?

IoT住宅は、インターネットを利用して様々な家電や設備を連携させ、生活を便利にする住宅のことです。IoT住宅では、遠隔で家電や設備機器を操作したり、エネルギーの使用量をリアルタイムで管理したり、災害情報を迅速に得たり、高齢者や子供、ペットの見守りをしたりといったことが可能になります。

■IoT住宅のメリットとデメリット

IoT住宅なら、外出先から家電などを操作できます。

次に、住宅をIoT化することで得られるメリットとデメリットを紹介します。IoT住宅を建てたい方はぜひ参考にしてくださいね。
 

・メリット

IoT住宅にする大きなメリットは2つあります。
 
<家電や設備を遠隔操作できる>
IoT住宅では、家電を遠隔操作することができます。具体的には、外出先から帰る前にエアコンのスイッチを入れ快適な室温にする、お風呂のお湯はりをしておき帰宅後すぐ入浴できるようにする、暗くなるタイミングで照明をつけておき帰宅が遅くても家が無人であることが分からないようにする、といったことが可能となります。また、インターホンや電気、ガス機器などと連携させると、子供の帰宅を確認できたり、高齢の親が普段通りの生活を送れているか等をチェックできたりします。子育て世帯や一人暮らし世帯にはとても安心できる便利なツールです。さらに、リモコンが見つからなくても、スマートフォンがあれば操作が可能なため、リモコンを探す手間や使い分けが必要なくなります。
 
<無駄なエネルギーを削減し省エネに役立つ>
接続した家電や設備の状態をモニタリングし、消費エネルギーを見える化することもできます。消費エネルギーを見える化することによって無駄なエネルギー消費を減らすことができ、省エネに役立ちます。さらに、毎日の暮らしで省エネを実現できれば経済的なメリットにもつながります。
 

・デメリット

IoT住宅はまだ新しい技術なので、不安な面があるということも覚えておいてください。
 
<防犯面が不安>
IoT住宅はインターネット上で情報を集めそれを活用しているため、セキュリティ対策をしておかないとサイバー攻撃にあう危険性があります。攻撃されると生活の様子などが漏洩してしまい、プライバシーを侵害される可能性があります。IoTの普及が進む中、セキュリティに対する警告と情報発信を目的に、経済産業省と総務省が「IoTセキュリティガイドライン」を出していますので一度ご確認ください。今後、セキュリティ面がどのように進化するのかもぜひ注目したいですね!
IoT製品の最新バージョンが公開された場合はこまめにアップデートするなど、自分で取り入れられる防犯対策を行うことも大切です。

■IoT住宅に必要な3つの条件

IoT住宅にはたくさんのコンセントがあると便利です。

これからIoT住宅を建てたい方に向けて、IoT化をするにあたって必要な3つの条件をご紹介します。
 

・どんな住宅がIoTに向いている?

<床の段差が少ない>
普及が進みつつあるお掃除ロボを遠隔操作するなら、段差を極力減らしておく必要があります。
市販のお掃除ロボは自力で段差を昇り降りすることができないので、お掃除ロボで掃除の効率を上げたいと考えている方はできるだけフラットな床にしておきましょう。
 
<コンセントが多い>
IoT化をするには多くの家電製品が常にコンセントに繋がっている必要があります。延長コードや、コンセント口を増やす電源タップを使う方法もありますが、タコ足配線や電源タップの容量を超えてしまう危険性があるので、あらかじめ多めのコンセントを配置しておきましょう。
 
<間取りがシンプル>
間取りが複雑だと死角が生まれやすくなります。
自宅で留守番をしているお子さんや年配のご家族、ペットをカメラで様子が見られるようにしていても、間取りが複雑だとカメラに映りにくくなってしまいます。
カメラの導入を考えている場合は、小さな部屋がいくつもある住宅より、大きな部屋で構成された住宅の方が向いています。

 
これからインターネットの普及は益々広がり、住宅も次第にIoT化が進んでいます。持ち家以外に賃貸の物件でも、IoTを取り入れているケースがあり、数年後にはIoT住宅が当たり前になっているかもしれません。
IoT住宅に興味がある方は、ぜひゼロ・コーポレーションまでご相談ください。
 

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