冷暖房効率が悪く光熱費がかさむと思われがちな吹抜けですが、ここ数年で住宅性能はずいぶん進化し、性能を少し上げるだけで実は吹抜けでもお得になります！吹抜けは北向きの土地でも明るさを確保できるなど、とても有効なデザインです。怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。

北向きリビングでも十分な明るさと開放感は実現可能です！隣家が南側にあるような土地では、南向きリビングはなかなかつくりづらいですよね。しかしご安心ください。北向きは安定した明るさを季節に関係なく得られる方角でもあります。壁紙や外壁の色を明るくし、そこに反射する光を取り込むなど、工夫一つでやわらかい採光空間を演出できます。

たくさんの窓や大きな窓は、後々家具の配置に困り、空間を有効活用できず圧迫感が出る原因に。道路に面した窓は目隠しカーテンで結局室内が暗くなるなど、残念な結果になりがちです。開放感を出すには、むやみに窓を増やさず、鉄骨階段やアイアン手すりなどを活用し、空間に抜け感を出すことがポイントです。

「水回りは老後を考えて絶対１階！」という考えは少しストップ。これから子育てが大変になる方は、2階水回りで効率的な動線に。子どもが独立し、ご夫婦の時間が増えてくる方は、1階水回りでコンパクトな動線に。ライフステージによって必要な動線を選ぶことがポイントです。

収納にはウォークインクローゼットの他に、ファミリークローゼット、壁付けクローゼット、ウォークスルークローゼットなど、たくさんの種類があります。得意分野がそれぞれ違い、整理のしやすさ重視か収納量重視か、優先順位をつけて生活スタイルにあった収納を選ぶことがポイントです。

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