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お金がない!でも家を建てたい!そんな時にまずやるべきこととは?
今はお金がないけれどいつか家を建てたい、マイホームが欲しいとお考えの方、まずは資金計画を立てましょう。もちろん全く貯蓄がない状態で家を建てたり買ったりすることは難しいです。しかし、住宅ローンの審査を通過し、最低限の現金を用意できればマイホームを持てる可能性があります。
このコラムでは、具体的に住宅ローンの審査についてと、最低限の現金の用意についてご説明します。
■住宅ローンの審査に通るには?
まとまったお金はないけれどマイホームが欲しい場合、まずは住宅ローンの審査に通ることが必須条件となってきます。住宅ローンの審査とは、銀行などの金融機関が融資を行う際に申し込み者の返済能力や物件の担保価値を評価するプロセスです。通常、事前審査(仮審査)と本審査の2段階で行われ、事前審査では、申し込み者の基本的な情報と返済能力が評価され、本審査ではより詳細な審査が行われます。審査を通過するためには、安定した収入、良好な信用情報、適切な返済計画が必要です。具体的に押さえておくべきポイントは以下の通りです。
1. 安定した収入(毎月一定の収入が継続してある状態。パート等でも可)があること
2. 信用情報(個人のクレジットカードやローンなどの契約内容や支払い状況を含む客観的な取引事実を登録した情報のこと)に問題がないことを確認する
3. 他の借入れが少ないことを示すこと
4. 健康状態が良好であること(団体信用生命保険への加入が必要なため)
5. 借入希望額を収入に見合った適切な範囲に設定すること
また、住宅ローンを取り扱う金融機関によっては、勤続年数や勤務先の安定性も審査の重要な要素となります。審査に有利に進めるためには、これらの条件を満たすことが大切です。
■最低限の現金ってどのくらい?
次に、家の購入や注文住宅を実現するためには、最低限の現金が必要となります。最低限と言っても、どれくらいの現金が必要なのか不安になりますよね。
まず必要な現金は、不動産の契約で必要な「手付金」です。「手付金」とは、不動産売買契約において買主が売主に支払う金銭で、契約の成立を証明し、将来の売買代金の一部として充当されます。「手付金」の上限は宅地建物取引業法により購入価格の20%と決められているものの、通常は売買代金の5~10%が相場です。
その他には、住宅ローンに組み込めない費用分の現金と生活費6ヵ月分の現金が必要と言われています。住宅ローンに組み込めない費用には、固定資産税、都市計画税、住宅の不動産取得税、引っ越し費用、家具や家電の新調費用などがあります。そして生活費6か月分の現金を用意しておくことは、万が一の事態に備える意味でとても重要です。生活費6か月分の現金は、仕事を失ったり、病気等の理由で働けなくなったりしたときに、次の就職先を見つけるための生活費として役立ちますし、また精神的な余裕を持つためにも必要です。
■住宅取得時に利用できる制度を知ろう!
家を少しでもおトクに購入するためには、補助金などを活用するのも一つの方法です。子育て世帯や若者夫婦世帯に補助金がでる「子育てエコホーム支援事業」や、住宅取得にメリットが出る支援策「住宅ローン減税」「住宅取得資金等の贈与税の軽減」など、様々な制度があります。政府の予算により毎年制度内容が見直されますが、各地方自治体によっても住宅取得に関する補助金や助成金制度がありますのであわせてチェックしてみましょう!
これらの制度を利用することで、賢くおトクに家を手に入れられる可能性があります。
今回ご紹介したような条件を満たすことができれば、家を建てるための第一歩を踏み出すことができるかもしれません。 また、親からの資金援助を受けられないか相談してみる、自動的に貯蓄ができる仕組みを作る、さらに街中や新築にこだわらず、郊外に住むことや中古物件を検討するなど、費用を抑える工夫も重要です。
ゼロホームでは、資金計画に関するご相談も承っています。家を持つための第一歩をゼロホームと一緒に踏み出しましょう。お問い合わせをお待ちしています!