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ゼロホームの公開
ゼロホームでは「お客様満足度アンケート」や「クレーム・メンテナンス記録」、
「雨漏り件数」をサイト上で公開しています。
2023年9月発生雨漏り事例に対する検証記録
ゼロ・コーポレーションでは、雨漏り軒数のカウントを行い、その検証の記録を常時公開しております。
【京都市伏見区 2015/3/31完成 2015/10/30引渡し物件】
★下記の日時をクリックしていただくと、詳細をご覧いただけます。
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23.09.08
お客様より雨漏りの発生連絡お客様より、1階リビングの天井より雨漏りとの連絡がある。当日お伺いし、直上のバルコニーを確認。排水ドレンまわりに苔のようなものがあり、雨水が詰まりかけている状態だった。それらをすべて除去し、その部分に15分程度水を流したが、雨漏りが見受けられなかったため、後日の継続調査とし、その日は引上げ。
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23.09.28
水かけ調査、天井内部確認、是正工事リビング天井に点検口を設置させていただいたところ、すでに水染みが見られた。直上のバルコニーの排水溝付近に水かけ調査を実施し、天井内部に水の浸入および経路を確認。これらの結果から、排水溝の角部分の防水層施工(パテ処理)に不備があり、目視では確認しにくいが、微細なクラックが発生し、浸水したものと判定した。その場で是正工事を行い、この日の作業は終了。
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23.09.30
最終確認是正工事場所の乾燥を確認し、再度水かけ調査を実施。水漏れがないことを確認して、修繕を終了した。
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検証とまとめ
今回の雨漏りは、バルコニーの防水層工事の不備で起こったもの。一見わからない程度の不備であり、工事そのものも決してていねいさに欠いたものではないが、ほんの少しのことでも水は浸入し、雨漏りにつながる。特に、今回のケースのような防水層の工事には細心の注意が必要である。やり慣れた作業の中で、危機意識が一瞬でも薄まると、今回のような結果になることを忘れてはならない。
今回の事例について、ゼロ社員および協力業者様に共有し、さらに施工精度を上げる意識の徹底を呼びかけ、まとめとする。
今回の雨漏りをDクレームと断定し、雨漏りカウントとして計上する。
以上、今回の雨漏り報告といたします。