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新築一戸建てvs中古一戸建て!それぞれのメリット・デメリット


一戸建てを購入するとき、新築にするのか、中古にするのかは迷いどころです。今回は、新築一戸建てと中古一戸建て、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。

■新築のメリット・デメリット


まずは、新築一戸建てのメリットとデメリットからみていきましょう。

◇メリット

新築一戸建てのメリットは、何といっても設備が新しいことが一番にあげられます。断熱や防音などの設備や水回りなどは日々進化していますが、最新の設備を入れ込むことができます。そのため、耐久性にも優れている他、住宅の維持費用も安いというメリットがあります。
また、注文住宅の場合は、設計段階から関われるため間取りなどの自由度が高いのも特徴です。

新築建物は登録免許税が軽減されるという特例があり、税金面で優遇されるという点もメリットとしてあげられます。また、近年の震災を受け、耐震基準も一定期間ごとに更新されてきています。新築一戸建ての場合は、最新の耐震基準に沿って建築できるというメリットもあります。

◇デメリット

一方デメリットとしては、中古一戸建てに比べて価格が高いという点があげられます。国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査」によると、分譲戸建住宅の購入資金は平均で 3,826 万円なのに対し、中古戸建住宅の購入資金は平均で 2,894 万円となっています。中古と比べて平均1,000万円以上の費用がかかることが分かります。

また、駅の近くや比較的地価の高い土地には既に建物が建っているため、これから新たに購入する場合は、売り物の数からして郊外の立地になることも多く、この点も新築一戸建てのデメリットになっています。

他にも、日当たりなどの実際の住み心地は家が建ってみないと分からない点や、ニュータウンなどの場合は特に、周辺環境や近隣の住民の状況などがみえにくく、実際に住んでみた後のイメージが湧きにくいという点もあげられます。

■中古のメリット・デメリット


一方、中古一戸建てのメリットやデメリットは以下のような点があげられます。

◇メリット

中古住宅の大きなメリットのひとつが価格です。先ほど新築のところでも述べた通り、新築一戸建てに比べるとかなり費用を抑えることができます。また、現物を見て購入を検討することができるため、実際に日当たりや間取りが求めているものに近いのか、近隣の環境はどうか、周辺の住民にはどういった人が多いか、というような具体的な情報を手に入れやすいというのもメリットです。

中古住宅の中には、エアコンなどの設備が一式ついたまま販売されているものも多いため、そういった物件を選ぶことで、設備にかかるお金を節約することもできます。

◇デメリット

一方デメリットとしては、やはり古いことがあげられます。物件によっては、早い時期に大きなリフォームやメンテナンスが求められることもあります。また、設備が古いため省エネに対応していないものもあり、住宅の維持費が新築と比べると高めになる傾向もみられます。

もうひとつ気になるのが耐震基準です。耐震基準は、過去に大きく2回の改正がありました。そのため、中古一戸建てを選ぶのなら、2000年6月以降、少なくとも1981年6月以降に建築された住宅を選ぶとよいかもしれません。

また、条件によっては住宅ローン控除が受けられないというデメリットもあります。木造一戸建ての場合は20年以上建っている建物については原則住宅ローン控除が受けられない可能性がありますので、この点も注意が必要です。

新築一戸建てと中古一戸建ては一概にどちらのほうが優れているということはなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。中古のほうが費用が安く済むと思っても、住宅ローン控除が受けられないなどの落とし穴があることもあります。まずは住宅に求めていることを明確にした上で、事前にしっかり条件や費用を洗い出して総合的に比較検討することが必要です。