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土地と建物だけじゃない!家を建てるために必要なお金の話


家を建てるためには建築費以外にもさまざまなお金が必要です。今回は家を建てるために必要なお金について「土地」「家」「その他」に分けてご紹介いたします。

■土地購入に必要なお金

土地をお持ちでない場合、家を建てるためにはまず土地を購入しなければなりません。土地を購入するためには次の項目のお金が必要になります。

 

1.「土地購入資金」:土地を買うために必要なお金
2.「仲介手数料」:土地購入の仲介をしてくれた不動産業者に支払う手数料のこと。土地代の3%+60,000円が必要 ※売主から直接購入する場合は不要
3.「印紙代➀」:土地購入契約書に貼る印紙代
4.「公租公課負担金」:国または自治体に納める税金の総称(所得税、地方税などを指す)
5.「ローン手数料」:金融機関に支払う手数料
6.「ローン保証料」:ローンを組む際、保証会社に支払う保証金(一括払いと金利に上乗せする2つがある)
7.「印紙代➁」:金融機関とのローン契約書に貼るための印紙代
8.「登記①土地所有権移転登記費用」:土地の所有権を売主から買主に変更するための手続きに必要な費用
9.「登記②抵当権設定費用」:土地を担保としてローンを組むための登記にかかるお金
10.「団体信用生命保険」:ローン契約者にケガや病気など万一のことが起こったときのために入る保険料

 

土地の購入をするためには契約に必要な印紙代や保証料が必要です。また、購入した土地に古い家が建っている場合は更地にするための解体費用が必要です。更地の場合でも、購入した土地にガスや水道が通っていなければ設備を整えるための配管工事が必要です。

■建物の建築に必要なお金

家を建てるときにも色々なお金が発生します。必要なお金の項目は以下の通りです。

 

1.「建築費」:家本体を建てるために必要なお金
2.「付帯工事費」:ガス、上下水道、電気の工事や廃棄物処理にかかるお金
3.「外構工事費」:門扉や玄関、塀、駐車場などの工事にかかるお金
4.「印紙代➀」:工事請負契約書に貼るための印紙代
5.「金融機関手数料」:住宅ローンを組む際に金融機関に支払う手数料
6.「ローン保証料」:住宅ローンを組む際、保証会社に支払う保証料(一括払いまたは金利に上乗せして支払う)
7.「印紙代➁」:金融機関と住宅ローン契約を結ぶ際に契約書に貼るための印紙代
8.「火災保険料」:火事や風水害により家に損害が生じたときに保証されるために加入する保険料
9.「登記①建物表題登記費用」:家の物理的状態を示すための登記にかかるお金
10.「登記②所有権保存登記費用」:家の所有者が誰か分かるように記録するための登記にかかるお金
11.「登記③抵当権設定費用」:住宅ローンを組む際に家と土地を担保に設定するための登記にかかるお金

 

これらは家を建築するにあたり必要なお金になります。家を建てる際、最近では省略される方も増えていますが、地鎮祭や上棟式といった儀式をされる場合はその費用、引っ越し費用や仮住まいの費用など、その他にも必要になる可能性がある費用がありますのでいくつかご紹介しましょう。

■その他諸費用

 

1.「地鎮祭」:家の基礎工事に入る前に土地の神様をお祭りし、工事の安全を祈る儀式
2.「上棟式」:柱や梁など、家の骨組みが完成した段階で行なう儀式、棟上げ式ともいう
3.「引っ越し費用」:引っ越しのためのお金、部屋の数やサービス内容、移動距離で料金がかわる
4.「家具家電購入費」:新たな家具や家電を買うためのお金
5.「仮住い家賃」:家が建つまでの期間借りて住む家の家賃
6.「諸雑費」:近所に挨拶をして回る際の菓子折り代や町内会費、住民票や印鑑証明書などの必要書類にかかるお金

 

家を新しく建てた場合、以前使っていた家具や家電がそのまま使えるとは限りませんし、新しい家にあったものを揃えたくなるものです。家を建てる費用以外にも様々な出費が考えられますので、余裕を持って準備するようにしましょう。

また、「不動産取得税」や「固定資産税」も発生します。さらに、家は住んでいるうちに老朽化してくるため将来的には補修費用も必要になってきます。建てたときだけでなく、数年先まで必要なお金も含めて考えましょう。

仮に土地と建物を購入して合計が3,600万になった場合、その他に必要なお金は合計額の一割近い金額になると見ておいた方が良いかもしれません。土地の条件や仲介業者によってはもう少し必要になることも考えられます。

住宅ローンを利用する場合、毎月の返済額や将来必要となる教育費のこと等も考えて、無理のない範囲に設定することをお勧めします。また、少しでもお得に購入できるよう国の優遇制度などもうまく活用し、理想の家を手に入れましょう。