住宅性能評価 -7項目で最高等級をクリア!-
「ゼロホームの100年住宅」の建物構造は、阪神・淡路大震災級の1.5倍の地震力を持った地震および、瞬間最大風速50m/s級の1.2倍の暴風にも倒壊しない性能です。
住宅性能表示制度とは
住宅性能表示制度とは、構造の安定、火災時の安全、高齢者への配慮など10項目(下図参照)を定め、住宅の性能について評価し、住宅取得者に対して住宅の性能に関する信頼性の高い情報を提供する仕組みで、任意に活用することができます。この制度は、平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進などに関する法律」の中の大きな柱として定められ、国土交通省が日本住宅性能表示基準と評価方法基準を定めています。新築住宅の性能を、住宅の工法・構造・施工者の別によらずに、共通に定められた方法を用いて客観的に示し、それを第三者が確認することを通じて、安心して住宅の取得ができることを目的としています。 なお、この制度は法律に基づく仕組みですが、義務付けられているものではなく、指定住宅性能評価機関に申請するのは住宅生産者でも住宅取得者でも構いません。そのため、「ゼロホームの100年住宅」の建物は基本的に下記の住宅性能評価を満たしていますが、全ての建物について住宅性能評価を申請しているわけではございませんので、ご自分の新築する住宅の性能を明らかにしたい場合は、設計図書ができてから請負契約の締結までの間に、自ら指定住宅性能評価機関に申請することも可能です(※評価料金は、各指定住宅評価機関によって異なります)。
「ゼロホームの100年住宅」の建物の住宅性能評価
(当社標準仕様の場合)
※2022年3月現在
住宅性能表示制度の各項目については等級や数値で表示され、等級1=建築基準法で定められているレベルです。
「ゼロホームの100年住宅」の建物は標準で下記の等級を満たしています。(表示方法は、項目により異なります)
住宅性能評価7項目で
最高級をクリア!

表示項目 | 1.構造の安定 | |
---|---|---|
表示方法 項目により異なります |
耐震性能 等級1~3 |
耐風性能 等級1~2 |
ゼロホームの 100年住宅 |
![]() 等級3 ※1 |
![]() 等級2 ※2 |
評価内容 | 地震や風等の力が加わった時の建物全体の強さ ※1間口7.2m×奥行7.2m未満の建物の場合、耐震性能は等級2となる場合があります。 ※2 風力計算の基準の違いのため、地域により耐風性能が等級1となる場合があります(京都地域は等級2)。 ![]() |
表示項目 | 2.火災時の安全 | |
---|---|---|
表示方法 項目により異なります |
感知警報装置設置等級 耐火等級(開口部以外) 等級1~4 |
耐火等級(開口部) 等級1~3 |
ゼロホームの 100年住宅 |
等級2 | 等級1 |
評価内容 | 火災の早期発見のしやすさや建物の燃えにくさ |
表示項目 | 3.劣化の軽減 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
等級1~3 |
ゼロホームの 100年住宅 |
![]() 等級3 |
評価内容 | 建物の劣化(木材の腐朽等)のしにくさ |
表示項目 | 4.維持管理への配慮 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
等級1~3 |
ゼロホームの 100年住宅 |
![]() 等級3 |
評価内容 | 給排水管とガス管の日常における点検・清掃・補修のしやすさ |
表示項目 | 5.温熱環境 | |
---|---|---|
表示方法 項目により異なります |
断熱性能 等級1~4 |
一次エネルギー消費量 等級1~5 |
ゼロホームの 100年住宅 |
![]() 等級4 |
![]() 等級5 ※3 ※4 |
評価内容 | 外壁や窓の断熱化の程度 | 一次エネルギー消費量削減のための対策の程度 ※3低炭素建築物認定基準相当が等級5 ※4床暖房等をご希望の場合、等級がかわる場合があります。 |
表示項目 | 6.空気環境 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
内装材の ホルムアルデヒド発散量 等級1~3 |
ゼロホームの 100年住宅 |
![]() 等級3 |
評価内容 | 室内の空気の清浄さ |
表示項目 | 7.光・視環境 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
比率(%)で表示 ※等級表示なし |
ゼロホームの 100年住宅 |
– |
評価内容 | 日照や採光を得る開口部面積の多さ |
表示項目 | 8.音環境 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
等級1~3 |
ゼロホームの 100年住宅 |
– ※5 |
評価内容 | 居室のサッシ等の遮音性能 ※5音環境は希望する方だけが性能評価を受ける選択項目です。 |
表示項目 | 9.高齢者等への配慮 |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
等級1~5 |
ゼロホームの 100年住宅 |
等級2 ※6 |
評価内容 | バリアフリーの程度 ※6ご希望の階段形状により、等級1となることがあります。 |
表示項目 | 10.防犯に関すること |
---|---|
表示方法 項目により異なります |
区分ごとに表示 ※等級表示なし |
ゼロホームの 100年住宅 |
– |
評価内容 | 開口部の侵入防止対策 |
※ただし、お客様のご希望による間取り変更などがあった場合、等級が下がる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
等級は、数字が大きいほど性能が高いことを表していますが、表示項目ごとに意味するところは異なります。また、お客様のライフスタイルや地域の気候・風土への対応、デザイン、建設コストなど、表示基準の対象となっていない面も考慮して、それぞれのお客様に最も適した性能の組み合わせを選択することが重要です。ゼロホームでは、当社が選択する等級以上の施工にも対応が可能ですが、基準の内容を十分吟味しないで、等級が高いものや数値の良いものだけをむやみに選択することは合理的でなく、建設コストの上昇を招く恐れもありますので、「ゼロホームの100年住宅」の標準仕様としては上記の性能を満たすものとなっています。