ゼロホームの建築に関すること

Q1)なぜ隣家に近接した壁には「金属サイディング」を使用するのですか?

A1)金属サイディングは、雨水を浸入させない構造をしているため、後々メンテナンスがしにくいまちなかの家には、大変有効な壁といえます。また、隣家が近接したまちなかの住宅の場合、側面の外壁外部に足場を組むことができません。しかし、金属サイディングなら外部に足場の必要がない「内貼り」という工法が可能です。ゼロでは、熟練した職人が内貼り施工をしています。

Q2)どうして耐力壁は「筋違」でなければならないのですか?

A2)まちなかの住宅では、「筋交い」が維持管理の面で大変重要な役割を果たしています。例えば、構造上強度を持たせるためには、面材の構造用合板等の方が「筋交い」より強いとされていますが、構造用合板を使用した場合、万一のトラブルの際に壁面全体を壊す大掛かりな工事が必要となり、隣家と密接に建つまちなかの住宅には最善の方法とはいいきれません。その点、「筋交い」の場合は問題の箇所を壊すだけで対処ができ、維持管理の面では大変機能的です。このように、ゼロではトータルバランスに優れた建物性能を保持するために「筋交い」を採用しています。
※ただし、エアコン設置箇所など、構造用合板の方が有効であると思われる箇所には、必要に応じて構造用合板も使用しています。

Q3)断熱材にやわらか断熱材を使用しているのはなぜですが?

A3)断熱性能では、当社が採用している壁面のやわらかな断熱材「グラスウール」より板状の「ポリスチレンフォーム」の方が優れているといわれる場合があります。しかし、「ポリスチレンフォーム」を使用した場合、筋違施工が難しいため合板施工となり、万一のトラブルの際に壁面全体を壊す大掛かりな工事が必要となります。これは、隣家と密接に建つまちなかの住宅には最善の方法とはいいきれません。そのため、維持管理の点からやわらかな断熱材「グラスウール」を採用しています。

Q4)なぜ「ベタ基礎」で、広めの人通口を設けているのですか?

A4)基礎には一般に「布基礎」、「ベタ基礎」などがありますが、当社が採用している「ベタ基礎」は「布基礎」に比べ建物全体を面で支えるため安定性に優れています。また、基礎の立ち上がり部分の通気口に見える部分は、アフターメンテナンスの際、人が潜り、床下を移動できる「人通口」です。一般的には600mmとされていますが、その部分に配管が通る可能性も踏まえ、ゼロでは約650~800mmと、広めの「人通口」を確保し、より床下を人が潜りやすいように工夫しています。

Q5)どうして「ヘッダー工法」にする必要があるのですか?

A5)従来の「先分岐配管方式」と異なり、「ヘッダー式配管システム」はヘッダー部と給水栓部以外に接続個所がなく、配管の接続数が少ないため漏水などのトラブルを大幅に低減します。また、キッチンやシャワー水洗などの同時使用による流水変化が少なく、安定した給水・給湯が得られ、万一の漏水トラブルなどにも、ほかの配管個所に影響を与えることなく、問題個所のみを補修することができるなどのメリットがあります。

Q6)多くの点検口があるのはなぜですか?

A6)長い間生活をしていく家。風や雨から住む人を守り、快適な暮らしを約束してくれる家。しかし、長い年月のうちには何らかのトラブルが生じる可能性もあります。もしも点検口がなければ、ちょっとした点検や処置を施すにも大掛かりな工事が必要となる場合があります。しかし、あらかじめ点検口があればすぐに点検ができ、原因が何であるかを見つけて処置を施し、早急にトラブルを解消することができます。そのために、ゼロでは多くの点検口をあらかじめ設けているのです。

Q7)なぜエアコンを取り付けるところは合板の耐力壁にする必要があるのですか?

A7)エアコン設置工事の際、壁穴貫通工事が必要となりますが、設置工事業者が「筋交い」を欠損すると、筋違の能力が下がってしまう可能性があります。そのため、エアコン設置予定の耐力壁にはあらかじめ「構造用合板」を採用しています。

Q8)なぜ胴ぶちを縦胴ぶちに変更し、外壁通気工法にする必要があるのですか?

A8)木造住宅の外壁内部に、室内からの湿気が入り込んだり、雨水が浸入したりすると、壁内の木材が腐って建物の耐久性を低下させたり、室内側の石膏ボードの裏面からカビが発生し、室内環境そのものを不衛生な状態にしてしまう可能性があります。ゼロが採用している「外壁通気工法」は、通気シートで建物の壁全体を覆い、外壁材との間に外気が流れる層をつくることによって、壁内の水分を通気シートから通気層を通して外部に放出させる工法です。さらに、通気胴縁は縦向けに設置し、万一雨水が浸入した場合も、水が内部で溜まらずスムーズに外部へ放出できるよう万全の工夫をしています。

Q9)EW(エンジニアリングウッド)とは何ですか?

A9)EWとは、厚さ25~50mm程度の木材を接着剤で張り合わせて1つの部材にしたものです。EWは、木材を科学の力でより優れた品質に仕上げ、木ならではの長所をパワーアップした画期的な建築材料。天然木には、大節、割れなどの欠点がありますが、EWはそれらの欠点を除いた上、積層することにより、品質を均一化し強度性能を高めています。

Q10)透湿防水シート施工後に、どうして水かけ試験をする必要があるのですか?

A10)ゼロの住まいづくりでは、全新築物件に透湿防水シートを施した壁全体に水かけ試験を実施しています。基本的には優れた耐水性をもつ透湿防水シートを使用しているため、雨水の浸入は防げるはずですが、それでも万一施工途中などに透湿防水シートを傷つけてしまった場合はそこから雨水が浸入することがあります。そのため、念には念を入れて、実際に目で見て、手で触れて、雨の浸入を防げるかすみずみまでチェックしています。ゼロは、全神経を注いで、最高性能の住まいを目指しています。

Q11)なぜ給湯管や給水管を床だし(ころばし配管)にしているのですか?

A11)万一のトラブルの際にも早急に処置することができるよう、ゼロでは「ころばし配管」を採用しています。配管がコンクリート内に埋め込まれている場合、基礎部分を壊さなければトラブルに対処できません。しかし、「ころばし配管」は、基礎の立上り部分等の貫通部を除き、配管をコンクリート内に埋め込まず、ベタ基礎の上に配管しているため、構造躯体に影響を及ぼさずに排水管・給水管・ガス管のメンテナンスやトラブルへの対処ができます。

Q12)どうして防蟻剤をハチクサンに統一する必要があるのですか?

A12)白アリは日本全土の土中に生息しており、木造の家では4割~6割が被害にあっていると言われています。ゼロでは、家を建てる前に安全性と速効性に優れた「木部処理」と、安全性と続行性を高めた「床下散布」とを組み合わせた防蟻工事を行い、さらにベタ基礎と基礎パッキング工法で白アリの被害を未然に防いでいます。また、防蟻剤には様々な種類がありますが、ゼロでは安全性の高い防蟻剤「ハチクサン」を採用しています。ハチクサンは、万一哺乳動物の体内に入った場合でも、体内に蓄積することがなく、1日目で90%、2日目で殆どが尿中に排出されます。また、太陽光下において速やかに分解されます。

Q13)造り付けバルコニーに面している「掃きだし窓」は、フローリングより25cm位立ち上がってますが、何か意味があるのでしょうか?

A13)雨漏り対策で最も重要な部分です。当社のバルコニーは、万一の事態に備え、掃き出し窓ぎりぎりまで雨水が満杯になっても、階下に水が漏れない構造になっています。台風や暴風雨を想定したとき、このくらい万全の体制をとらなければ、雨水の浸入は防ぐことは出来ません。更には、サッシ下より少し下げた高さでオーバーフロー管が施工されていますので、万一、バルコニー内の樋が詰まっても、ここから外部へ水が抜ける仕組みになっています。

Q14)配管に断熱材をまいているのはどうしてですか?

A14)排水の際の防音と温度差による結露を防ぐためです。普通は配管に断熱材をまきませんが、以前、配水管が居室やクローゼット内(P・S)、廊下にある場合、排水音が気になるとのお客様の声があったため、現在では断熱材を施工するようになっています。

Q15)なぜ南面の窓に庇を取り付け、簾フックを取り付けているのですか?

A15)ゼロの建物は優れた断熱性能となっていますが、さらに快適にお住みいただくためには、夏の日射遮蔽には簾、冬の暖房熱を逃がさないためには室内のカーテンが非常に有効です。特に、夏の日射によって室温は大きく上昇します。断熱性能の向上によって、いったん高くなった室温が下がりにくいという特性を持つ現代の住宅だからこそ、「窓を開けて風を通す」、「簾を下げる」、「庇をつける」といった昔ながらの知恵を上手に取り入れることが大切です。そこで、ゼロでは、南面に簾を取り付けるフックや夏の日射遮蔽のための庇を設置しています。

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